ファイト!
2012年 01月 22日
佐賀を出る時は、曇り。
試合会場の相知に近づくにつれ
雨が本降り。波乱の予感。
息子たち6年生。事実上小学生最後の試合。
佐賀新聞社杯少年サッカー大会。
雨の中、1時間遅れで試合開始。
とにかく寒い。
見てる方は、屋根の下や傘をさしているが、
選手たちや審判の方たちは、ずぶぬれ。
サッカーは、雨でも関係ない。
その中で、戦い方を考えなくてはいけない
過酷なスポーツだ。
ワンサイドケーム。大量失点。
それでも、子供たちは、戦っている。
自分たち父兄は、声をかける事しかできない。
ただひたすら、ボールを追いかけている
子供たちに向かって。
子供たちが、一番悔しかったと思う。
見ていて、今までの道のりが
走馬灯のようによみがえってきた。
友達の誘いで始めたサッカー。
息子も自分の意思で始め、
ここまで、続けてきた。
正直、うまくはないが、
チームの一員として、今日も走っている。
ゴールに向かってボールを追いかけている。
失点が重なるにつれて、なんだか涙が出てきた。
決して悲しい涙じゃなく、これからの明るい未来に
対する希望の涙というか、なんというか。
息子も素敵な仲間たちと出会えた事が
何よりの宝になったんじゃないかなあ。
ファイト!
やまない雨の中、必死で戦っている
子供たちに思わず声が出た。
サッカーの魅力に取りつかれたひとりとしては、
これから先も、
ボールを追いかけてくれる事を心から願っている。
14回目の結婚記念日に素敵なドラマを
ありがとう。